アシストCSR
心のバリアフリーを伝える授業
東京都狛江市にある小学校にて「障害当事者との交流に加え、障害当事者から生の声を聞き、これからの生活の中で共に生きるために大切にしなくてはいけないことを考える」という特別授業で講師を務めてきました。
対象者が小学4年生ということを考慮し、パワーポイントを使って写真を多く用いつつ、時には生徒に質問し、時には三択問題を出すなど工夫して、飽きさせないような授業を心がけました。
授業が半分に差しかかったところで、「車いすに興味がある人は手を挙げて」と呼び掛けると、生徒の過半数が手を挙げ、男女関係なくダダダダーと車いすに乗る私に近寄ってきました。矢継ぎ早に質問が始まり、生徒との距離が一気に近づけた瞬間「この授業を引き受けてよかった」と感じました。
60分間の特別授業を通して生徒に伝えたかったこと。「思いやり、心づかい、優しさなど、自分の気持ち次第で誰にでもできること、心のバリアフリーが大切だよ」ということを一人でも多く理解してくれていたら大成功です。 そして今後もこのような授業依頼がいただけたら喜んで引き受けたいと思いました。