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親父の働く姿(宮崎県:頚髄損傷)

親父の働く姿1

親父の働く姿2

今年度作成した作品

私は45歳の時、温泉内で転び、後頭部を強打し頚髄損傷になりました。胸から下は感覚もなく動かなくなり車椅子生活となりました。それからリハビリをしていく中で車の運転やExcel、Wordの勉強をして、当時働いていた建設会社での事務業務に携わることとなりました。(それ以前は、建設現場の仕事をしていました)しかし、トイレのこと、玄関入口が車椅子の幅ギリギリなこと、段差があることなど職場は車椅子対応になっていなかったので、1年間通勤しましたが辞めることとなりました。

そんな時、先輩の紹介で「クオールアシスト」を知り働くことになりました。在宅勤務なので車での通勤やトイレの心配もなく仕事ができ、自分の時間に合ったシフトを決めて勤務できることがとても良く、働きやすいと思いました。

初めは業務に対してパソコンの知識が無かったのでとても不安でしたが、本社の方々や先輩のご指導により入力グループで3年間仕事をする中、パソコンスキルも向上することができ、グループのサブリーダーを務めることも経験できました。ただ50歳を過ぎて前職の経験から「物を作る仕事がしたい」という気持ちが強くなり、デザイングループに異動しました。またゼロからのスタートとなりましたがデザインのテキストから勉強すること1年9ヶ月になりました。まだまだデザインに関しては習得中なので、いろいろな事を調べたり、他のメンバーに聞いたり、トレースの練習を繰り返したり、精一杯の努力を重ねている毎日です。

建設現場で働いていたころ、自分が建てた建物をお客様に喜んでもらえた時のように、今はパソコンで作成したチラシやポスター・年賀状などに、お客様からお礼の言葉をいただけることを大変うれしく思っております。これから就職していく我が家の子供たちに「オヤジの働く姿」も見せたいし、どんなことにも諦めず挑戦していく気持ちを分かってもらいたく、「52歳のおっさん」なりに頑張っています。

今は仕事に対して努力と達成感が日々の「やりがいと生きがい」になっております。