アシストワークスタイル
自身の障がいと生活に合った在宅勤務
人生の再出発点として(徳島県:上肢・下肢機能障害)
使いやすい高さにしたテーブル・モニター・キーボード
私は左右の上肢と両足に機能障害があります。学生時代に脳腫瘍と首の脊髄腫瘍という難病を患いましたが、手術を受けて車椅子に座れるほどまで回復することができました。治療を終えた後、社会復帰を目指して就職活動を始めましたが、通勤手段の多くが自家用車の環境で車椅子常用者の私が仕事を見つけるには高い壁がありました。その後、就労支援事業所に入所していましたが、職員の方からクオールアシストの求人紹介をきっかけに入社することができました。就職活動の際に何度も通勤手段の壁にぶつかり挫折を繰り返してきましたが、アシストでは在宅勤務かつフルフレックス制度を取り入れているおかげで社会人としての第一歩を歩みだすことができました。
入社後は仕事を始めるうえで体の負荷を減らすため車椅子の高さに合ったテーブルや首の痛みを和らげるため目線の高さに合ったモニターとキーボードを設置しました。これまで日常的に痛みを我慢して過ごしてきた私としては、障害の状況に応じたサポートを受けることができたのはとても助かりました。入社後もリモートワークという不慣れな状況ゆえに困ることが多いかもしれないと不安でしたが、本社の方や先輩に業務の相談をすることができるのが心の支えになりました。
現在、私はイラストデザイングループで画像処理ソフトを使って仕事をしています。これまで挑戦することがなかったデジタルなデザイン分野ですが、日々新しいことに挑戦できる喜びを感じながら、業務に取り組んでいます。