アシストCSR
続・地域の小学生とふれあう
毎年、市内から集められた様々な障害を持つ十名近いスタッフで小学校を訪問し、福祉指定校の小学4年生を対象に「まち探検」という特別授業を行っています。最初に出会いの授業ではお互いに助け合いながら巨大ビンゴを楽しみ、次に“お茶会”と称した授業で障害を持ちながら同じ町で暮らしている様子などを語り合います。そうして徐々に親交を深めながら、最後の授業で一緒に学校の周辺を散策し、いつもとは違った視点で自分達が住む地域を見つめ直してもらう、という3段階で行う企画になっています。
バリアフリーに関する不備をアラ探しするのではなく、ユニバーサルな環境が整っていくことで、障害が有っても無くてもみんながお互いに住みやすい町を作っていけるのではないかということを、生徒だけでなく地域の大人も巻き込んで体験してもらっています。
入社から数年を経て、既に3つの小学校で参加してきました。将来、生徒達が大人になっていろんな分野の社会人となったとき、それぞれの立場の中で、誰もが住みやすい社会を目指そうという気持ちになってくれるキッカケとなれば、微力ながらも社会のお役に立てたことになるのではないかと思い、種蒔きのつもりで続けています。